明治33年3月7日
未成年者喫煙禁止法が制定され、4月1日より施行された。
満20歳未満の者の喫煙の禁止を目的とする日本の法律である。
2022年4月1日以降は民法改正により親権等に服する未成年者は原則として18歳未満となるため、改正後は、18歳以上20歳未満の者に対しては原則として適用されない。
少し昔の我々の時代には、たばこはモテアイテムの1つであったのは間違いない。どれだけ渋く、重いたばこを吸えるのか競い合ったものである。その時は健康被害など考えずに、ただただ吸いたい。そんな思いで吸っていた人は多いはずだ。
昨今たばこ人口が激減してきている。国が受動喫煙の規制を強化し、今や吸っている人はカッコいい時代ではなく、煙草だけに煙たがられる時代となり果てた。
私も数年前まで愛煙家であったが、相次ぐ増税、減らされるお小遣いの煽りを受け、止めざるおえない状況に追い込まれた。。禁煙方法としては、『買うお金』が無いである。
当初は吸っている夢を見て飛び起きたり、禁断症状に苛まれていたが、現在はようやく平凡な日々を送る事ができている。
煙草を止めざるおえない状況になって気が付いたのだが、禁煙の経済効果がバカにならない。
当時は3日で2箱=月20箱=9000円
必ず飲むコーヒー2杯(仕事始め・終わり)=7200円
ライターを忘れる(2回/月)=200円
煙草を吸いにパチンコ屋に足を運ぶ=10000円
なんと合計26400円である。私のお小遣いの半分が吹き飛んでいる現実とともに、仕事が終わったら煙草吸おうなど、煙草の為に生活していたので心にもゆとりができた。
最近では、健康被害の少ない煙草が増え、匂いの減少効果もすごい。
このまま進化していけば、大昔に噂で聞いたことがある、煙草にぬって吸うとビタミンがとれる。なんて、吸うことでむしろ健康になる煙草が発売される期待もでてくる。そんな日が来たらまた吸いたいものである。